憲法集会のテーマと講師一覧表

 

 神奈川憲法会議では、1993年以来,憲法記念日である5月3日に毎年「日本国憲法を守る5・3県民のつどい」(「守る」ことには違いありませんが、その後「改悪を許さない」との表現になっています)を開催してきました。「つどい」では、毎年そのときどきの話題を取り上げて、テーマとしてきました。これまで、下記のようなテーマと講師で行ってきました(肩書は当時)。

       

  • 1993年 神戸大学和田進教授
  • 1994年 横浜市立大学伊豆利彦名誉教授/ 中央憲法会議川村俊夫事務局長
  • 1995年 「世界に誇れる日本国憲法」フェリス女学院大学常岡せつ子助教授/ 「新聞の戦後50年」神奈川新聞千葉信行報道部長
  • 1996年 「沖縄問題」沖縄の反戦地主弁護団長伊志嶺善三弁護士/横浜国立大学北川善英教授
  • 1997年 「平和・人権・教育と憲法50年」関東学院大学法学部中田直人教授
  • 1998年 「憲法・新ガイドライン・有事法制、日本の未来」日本共産党上田耕一郎副委員長/「沖縄の平和と自然を憲法から考える」日本科学者会議沖縄支部亀山統一事務局長
  • 1999年 「平和・人権・民主主義と新ガイドライン」東邦大学元山健教授/「新自由主義史観と『戦争論』」北川善英横浜国大教授
  • 2000年 「改憲派がめざす国家のあり方」獨協大学法学部右崎正博教授 
  • 2001年 「憲法と21世紀の日本のあるべき姿」南山大学法学部小林武教授
  • 2002年 「米の戦略に加担は危険」多摩大学グレコリー・クラーク名誉学長
  • 2003年 「アメリカの武力行使はなぜ許されないのか」国連憲章・日本国憲法・有事法制を考える 名古屋大学大学院法学研究科松井芳郎教授/ 「教育・教育基本法,いま何が問われているか」 教育評論家 三上 満 先生
  • 2004年  「国際法からみたイラク戦争,そして日本国憲法」阿部浩己神奈川大学法学部教授/「地方自治から戦争国家を考える」松野光伸福島大学社会学部教授
  • 2005年 「21世紀に憲法をどう生かすか-改憲運動と向き合って,考え行動しよう」小林直樹東京大学名誉教授
  • 2006年 「自民党の新憲法草案をどうみるか」 北川善英横浜国大教授/ 「憲法改悪の一里塚-国民投票法案の危険な内容」近藤ちとせ弁護士
  • 2007年 「歴史の観点から改憲を考える」 山田 朗明治大学教授/「改憲手続き法案の問題点」阪田勝彦弁護士
  • 2008年 「ほんとうに憲法を『改正』していいのか」小沢隆一東京慈恵会医科大学教授/「米軍犯罪と日本国憲法」高橋 宏弁護士
  • 2009年 「格差社会と日本国憲法」21世紀における人権の可能性を考える  笹沼弘志静岡大学教育学部教授/ 「自衛隊ソマリヤ派兵の問題点」篠原義仁弁護士
  • 2010年 「憲法と安保50年-沖縄・神奈川・日本の未来」 井端正幸沖縄国際大学法学部教授/ 「国民投票法施行を前にして」浅川壽一弁護士
  • 2011年 「北東アジア情勢と抑止力論-日本国憲法の視点から」 浅井基文広島市立大学広島平和研究所所長/ 「比例定数削減と『一票の格差』・選挙制度」浅川壽一弁護士
  • 2012年 「憲法のこころで日本政治の現在(いま)を診る」森英樹名古屋大学名誉教授/ 「秘密保全法と共通番号制,国民監視社会を考える」渡辺登代美弁護士
  • 2013年 「安倍政権の成立で、憲法と私たちの暮らしはどうなるか」渡辺 治一橋大学名誉教授/「交戦権を否定する憲法と集団的自衛権」星野文紀弁護士
  • 2014年 「集団的自衛権と憲法九条 ― 世界の中での日本国憲法」常岡(乗本) せつ子フェリス女学院大学教授/狙われる教育――安倍教育「改革」の実態  阪田勝彦弁護士
  • 2015年 「集団的自衛権と憲法9条-世界の中での日本国憲法-青井美帆学習院大学法科大学院教授
  • 2016年 「安保法制は日本をどう変えるか-日本とドイツの比較から考える 広渡清吾東京大学名誉教授/「マイナンバー違憲訴訟の意義と課題」 小賀坂徹弁護士
  • 2017年 「沖縄の現状と課題ー沖縄で憲法は生かされているか」加藤裕弁護士(沖縄弁護士会元会長)/「戦争する国づくりと共謀罪」 海渡双葉弁護士
  • 2018年 「安倍改憲の本質―9条改憲を許さないために」永山茂樹 東海大教授/「国民投票法のオトシアナ」永田 亮 弁護士(武蔵小杉合同法律事務所)
  • 2019年「日本の平和に憲法9条が果たした役割・9条に自衛隊を書き込むことの意味」成澤孝人信州大学教授/「天皇代替わりと日本国憲法」 小賀坂徹弁護士

  • 2020年 コロナ渦で緊急事態宣言が発出されたため中止 自由法曹団神奈川支部の憲法記念日・企画WEB集会「おうちで憲法集会」に参加

  • 2021年 「安倍・菅政権の闇 腐食の構造を暴く~国政私物化とその背景にある憲法改悪論~」 上脇博之神戸学院大学法学部教授「デジタル監視法案」の狙いと問題点」小賀坂徹弁護士

  • 2022年 「維新政治の仮面をはぐ、憲法と地方自治の観点から」 冨田宏治先生(関西学院大学法学部教授)
  • 2023年 「安保3文書改訂がまねくもの~岸田軍拡のたくらみを暴く~」石川康宏先生(神戸女学院大学名誉教授)
  • 2024年 「平和の危機と『表現の自由』~人権保障こそが安全保障~」志田陽子先生(武蔵野美術大学教授)/「セキュリティ・クリアランス 広がる機密保護の網」海渡双葉弁護士


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5月3日の憲法集会一覧
1993年から5月3日に憲法集会を開催してきました。
2021更新 過去の講師一覧表.pdf
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